お施主様のお気に入りのお車をしまう宝箱のようなお庭がコンセプトです。
隣の洋風な母屋とのつながりを感じられるデザインに仕上げました。

ガレージ横にはくつろげるような憩いの場を設けました。木陰の下で寝転べる大きさのウッドデッキ、チェアなどを置いた際に日よけとして使えるパーゴラ、冬場に楽しめるファイヤーピットを施工しました。

高さの異なる鉄平石の石積は、囲まれた安心感を生み出すデザイン性に加え、ベンチやテーブルとしても活用できる機能性を備えています。サークル状の憩いのスペースを、自然素材でやわらかく囲うことで、訪れる人が心地よく過ごせる場となるよう意図しました。

母屋の庭から続くアプローチは、あえて幅を約600mmに抑え、両脇の植栽との距離を近くすることで、緑をより身近に感じながら歩ける遊歩道としました

母屋に眠っていた丸太を再利用してベンチを製作しました。

ファイヤーピットは鉄平石となじむ色のレンガで外側を施工し、中にバイオエタノール暖炉を埋め込んでいます。蓋は木製蓋を特注で製作しました。

ウッドデッキは石積のカーブに沿って施工し、奥行も1ｍほどにすることで寝転べる広さを確保しました。