『 チューキョーP&G 新社屋新築工事 』
【 工事件名 】 | チューキョーP&G 新社屋 新築工事 | 【 施工担当 】 | 牧村(真) | |||
【 場 所 】 | 岐阜県岐阜市江添 | 【 設計担当 】 | 山 本 | |||
【 竣 工 】 | 2024年11月 | 【 営業担当 】 | 小栗(栄) |
外構:南西から見た様子
外構:シンボルツリー
建物が5階建てのため、ボリュームに劣らないシマトネリコH9.0m株立を植栽しました。看板を目立たせるため、足元はシンプルに芝生としています。
外構ポケットパーク:人工木デッキ
社員同士や、来客時に歓談できるようなスペースとしてポケットパークを設けました。花壇の躯体の形状・高さ設定からご提案させていただきました。このような空間を多角形状で計画する中で、デッキの細かなおさまりや水勾配などを考えることがあり非常に勉強になりました。
4階:屋上テラス(東面)
外構と同じように花壇の形状からご提案させていただきました。テラスに出て右側(東)はFL+600程度となっており、左側(西)はFL±0となっています。建物側に向かって花壇を下げることで圧迫感を緩和し、目に見える緑の範囲を増やしています。
4階:屋上テラス室内から(東面)
テラス右側(東)の室内は休憩スペースとなっています。デッキのレベルを高く設定することで、人の動きが見えてくるため室内の休憩スペースと一体的に使用できるような空間としています。
4階:屋上テラス(西面)
花壇の躯体は最も高いところでFL+750、低いところでFL+450に設定しています。また花壇の躯体外周部にはW600の管理用通路を設けているため、清掃等のメンテナンス性に配慮した計画としています。
4階:屋上テラス室内から(西面)
テラス左側(西)の室内は大会議室と面しているため、東とは反対にデッキの高さを室内と同じFL±0に設定しています。そうすることで、ベンチに座ったときに目線の高さに植栽があるため、緑に囲まれた落ち着きのあるスペースとなります。
4階:屋上テラス(西面)
花壇の形状を凸凹させることで同じ空間の中でも違ったグループが滞留したり、コミュニケーションをとることができる緑に囲まれた空間を創りました。凹凸にすることで、降雨時に水がたまりやすくなることを懸念し、2mごとに1か所半割の排水穴と、3箇所程度、躯体をなしにしてプランターを設置しています。
4階:屋上テラス西から東を望む(西面)
FL±0に設定することで花壇が高く見え、窪んだような場所となるため居住性のある憩いスペースとしています。
5階:屋上庭園
5階:屋上庭園 室内から
三方向から庭が望めるため、瓦、延石、飛石と使って違った要素が見える庭としました。中心にはステンレス製の筧と盃を配置して静かな落ち着きのある庭を感じさせます。
【 コメント 】
人工木デッキ・プランター・人工竹垣や、それらに付帯する花壇の形状などの詳細なおさまりを考案する機会が多く非常に勉強になる現場でした。ご要望に沿う提案と施工ができたと感じています。
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