㈱岐阜造園｜GIFU ZOHEN - グリーンリポート

『フランク・ロイド・ライト風建築』

水平空間に調和する植栽

   個人住宅の造園工事を担当しましたので紹介します。
   設計事務所様が書かれた住宅パースです。ご施主様はフランク・ロイド・ライトの建築がお好みでした。
   今回はライトが設計する様な有機的建築に合わせてのご提案となりました。
フランク・ロイド・ライト風建築


			フランク・ロイド・ライトとはフランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright)は、ル・コルビジェ、ミース・ファン・デル・ローエとともに近代建築の三大巨匠の一人です。ニューヨークのグッゲンハイム美術館やペンシルバニア州のカウフマン邸(落水荘)等が有名です。ライトは１９５９年、９１歳で他界するまで約７０年間にわたり精力的に活動を続け、生涯に８００件を超える設計をし、半分以上が実際に建築されています。そして、その生涯を通じて唱え続けたのが有機的建築でした。それまでの住宅を「光と空気を取入れるための穴が開けられた箱」と称し、全く新しい「空間の流動性」を具現化しました。大平原を思わせる低くたっぷりとした屋根、庇、そして内と外が一体となり連続する水平の空間を持つ有機的建築は周囲の自然と調和します。落水荘も有機的建築の考えによるものです。


フランク・ロイド・ライトの建築の特徴でもある、建物の高さを押えて水平方向への流れのある外観に調和するよう、樹冠に広がりのあるケヤキの株立を入れました。

【　コメント　】
植栽は全体的にフランク・ロイド・ライトの建築の特徴でもある水平空間に調和するようにしました。
正面入口、中庭のシンボルツリーには広がりある樹形のケヤキをご提案しました。
和室や浴室前のお庭はしっとりと趣の感じられる和の空間を演出しました。

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