『 関ヶ原古戦場グランドデザイン 記念館及び商業棟の造園工事 』
【 工事件名 】 | 岐阜県関ケ原古戦場記念館及び商業棟建築工事 | 【 施工担当 】 | 藤 本 | |||
【 場 所 】 | 岐阜県不破郡関ケ原町大字関ケ原地内 | |||||
【 竣 工 】 | 2020年8月 | 【 営業担当 】 | 小栗(栄) |
【工事概要】
北面張芝工(エルトロ)約1,0200㎡ 東面張芝工(コウライシバ)約260㎡ 地被植栽 約11,000株
その他 (側根環状剝皮、根元保護工、樹木倒木防止工、客土盛土工、ウッドチップ敷、街路樹復旧 他)
【 コメント 】
平成27年3月に策定された「関ケ原古戦場グランドデザイン」に基づき、関ケ原の戦いの全てが分かる拠点施設として建設された、関ケ原古戦場記念館及び商業棟の周囲にて造園工事を行いました。
既存樹木である樹齢50年のトウカエデを生かしながら、周囲の整備をするにあたり、側根を一度環状剝皮する事で活着を強め、さらに根元保護を行い樹木の生育を妨げないように施工しました。また樹木の倒木対策として樹脂製樹木サポートロープにて養生も実施しました。令和2年7月の豪雨により施工期間中は終始降雨が続き、工事が困難を極めましたが、技術職人の知恵と現場力で、工期内に完成でき、無事引渡しを迎える事ができました。
■岐阜県関ケ原古戦場記念館及び商業棟建築工事
トウカエデ(樹齢50年)の環状剝皮&根元保護
樹脂製樹木サポートロープによる倒木対策
トウカエデ(樹齢50年)の環状剝皮&根元保護について
…東面の広場の造成にあたり既設のGLから、深い箇所で約50㎝ほどの盛土を実施する必要があり、樹木が深植え状態になる点と、周囲がインターロッキングの舗装になる為、将来の根上がりや他工事の施工上の理由から側根の処置をする必要があり、側根の切り回しと、環状剝皮及び、深植え対策の根元保護工を実施した。
環状剝皮&根元保護工の作業手順
樹脂製樹木サポートロープによる倒木対策
…トウカエデの根を切り回ししている為、倒木対策として樹脂製サポートロープを使用して、樹木の倒木及び折枝対策を実施しました。従来技術では金属製のワイヤーで行っていたが、樹木の生長を妨げず、強度や耐久性も高い化学繊維製の製品を用いることで、より安全で景観も損なうことのない空間になりました。
株式会社岐阜造園
本社 〒500-8268 岐阜県岐阜市茜部菱野4丁目79-1
TEL:058-272-4120 (代表) 058-272-4121 (IR専用) FAX:058-274-6207
Copyright ©2010 Gifu Zohen Co., Ltd. All rights reserved