アベマキ保全工事
工事件名
アベマキ保全工事
施工担当
山口 昌宏
場所
江南市寄木町稲木神社内
竣工
2006年1月26日
造園施工事例ギャラリー
おらが街の老木"アベマキ"を守れ !!
伊勢湾台風にも倒れることなく、稲木神社境内に成育するアベマキ(推定樹齢200年)の保全工事を行った。
アベマキの成育する同じ敷地に、町民会館を建てることになり町民協議の結果、間取りを変えてこの樹を残すことになった。
工事期間中やそれ以降にも根を切られたり、根元を踏まれたりして樹勢が損なわれないようにする工事である。
アベマキは樹液を上げるのが他の木より早い。この為1月の工事。
-
アベマキ 樹高14m 幹周り3.1m 推定樹齢200年
-
根切りの前に剪定枝下ろし25mクレーン使用
-
剪定後の樹形 やや上部が重い
ストレスを避けるため1~2年の間にもう一度剪定を行い二度切とする -
樹芯から3~4m離して根切り作業
-
細根は地上から10~40cmのところに集中していた
-
根切りした後に板で仕切り、さらにパイプ柵を設け工事期間中や工事後の踏圧によるストレスを防ぐ
町民の意見の中には、日本は他の国と比べて緑が多い。山へ行けば何処へ行っても木ばかり。どうして間取りを変えてまでたった一本のこの木を残すのか。
木を残せば、落ち葉の処理に付近の住民が苦労する。今までだってこの木の為にどれ程掃除をさせられたのか!などの意見もあった。この木の近くに住む人の意見として当然。遠くに住む人は、緑は残さねばならない、是非残そうとの意見。これらの意見をどう調整するのか。ここが町の長老たちの頭を痛めたところであった。