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  馬洗川人口ワンド水辺植栽実験 3 【 企 画 】 山口昌宏 総合技研
【 場 所 】 広島県三次市 【 設 計 】 山口昌宏 総合技研
【 報 告 】 2005年7月    

馬洗川人口ワンドの水辺植栽の1年後


植栽翌年(05年)3月風雪に耐えて

         
翌年(05年)4月春がやってきた、写真左水辺の緑濃いのはクサヨシ
写真右薄く見える草地は近隣の小学生たちがが養生苗を植え水辺の学習を行った。
拡大
人工ワンド植栽地における植物出現種 - 拡大
 
調査結果
04年9月A,B区を対象に植物調査を実施した。左表の通り19科49種の植物種を確認した。主な傾向としては、カタバミ、エノキグサ、メヒシバなどの畑地雑草や、チョウジタデ、トキンソウ、イヌビエなどの水田雑草が見られた。これらの自然発生種に負けることなく、当初植栽したツルヨシ、オギ、ススキ、ヒメガマなどは植栽された場所に生育していることを確認した。

外来種の生育状況
外来種はムラサキツメクサ、ホウキギク、ハキダメギクなど15種を確認した。出現種全体の中でこれら外来種の発生割合は31%となる。侵略的外来種としてセイタカアワダチソウ、調査地周辺では、シナダレスズメガヤを多数確認した。


04年9月に行った植物調査

2004年6月植栽試験を開始して以来、モニタリングを実施してきた。2005年7月、試験開始以来1ヵ年が経過した。当初、現地採取苗の活着を心配したが、むしろ養生苗よりも力強い生育を示し、予想に反した。 活着後は上記の通り種々の自然発生雑草との競争に打ち勝って、特にクサヨシは最初に植栽された区域を広げ、ツルヨシ植栽区やヨシ植栽区へ侵入を始めている。その他現地採取苗のマコモの生育が旺盛である。このことから、このような条件下では現地採取の方法を慎重に行い、採取後すばやく植栽が出来うれば近隣地を荒らさない範囲で可能性のある方法である。またこの試験区では、付近生育のオギを刈り取り、植栽当初の乾燥を防止するために、植栽地に敷き均した。このようにそれぞれの方法については試行錯誤の連続であったが、以降もモニタリングを行いながら、水辺の多様性を復元すべく試験を続ける。

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