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カトちゃんの『樹木医』受験奮闘記
  【 報告者 】 加藤 一志
樹木医 登録1163号

 平成16年12月に皆さんのご支援をうけて、晴れて樹木医を認定・取得することができました。選抜試験の受験,合格、つくば研修での辛かった事,すばらしい仲間との出会い、受験を志してから認定まで約1年、本当にすばらしい体験をさせていただきました。この体験記を読んで「われも・・・。」と樹木医を志す方々に参考になれば幸いです。

 [樹木医]受験のきっかけ
 貴重木の外科治療,樹勢回復など…。各方面で“樹木医さん”が活躍をされています。私の場合、「衰退した天然記念物の命を救う!!」なんていうBIGな夢が特にあったわけではありません。樹木医という“チャンピオンベルト”を獲得することで、自分の発言,行動に『箔がつく?』…、マンネリ化した今の業務を打破することができるかもしれん…、この樹木医の活動を通じて新たな仲間ができるかも…。と考えたのが正直な動機です。


1次試験の合格通知
 『樹木医』研修受講者選抜試験(一次試験)
 一次審査である選抜試験を受験しなければいけません。この試験がくせ者です。とにかく難しいんです。ただし、この選抜試験をパスしないと前に進めません。『夢のつくば』に行けないのです。
 願書提出者は毎年600名程度とのことで、このうち晴れて『夢のつくば』への切符を手にできるのは120名です。600人の120人、5人に1人の広いようで狭き門です。普段勉強などしたことのない私にとっては、針の穴ほどの門です。学生のときにもっと勉強をしておけばよかった…。なんて15年や20年も前のことを悔やんでもどうしようもありません。
 受験対策
 選択式問題は答えを5つの解答例から選ぶことができますので、解答不可能なむずかしい問題でも正解する可能性は残されていますが、記述式問題はそうはうまくいきません。設問にたいして的確な解答を、正しい日本語で、きれいな字で書かなくてはいかんのです。最近、文字を自分の手で書く機会が減って、文章を書くなんてことはほとんどしなくなりました。『読めても書けない』これが私の現状でした。この弱点を克服すべくために、(財)日本緑化センターの『最新・樹木医の手引き』より需要かなと思えるキーワードをひろい出し、その「キーワードとは?」といった設問に対し文書で解答ができるような進め方をしました。例えば、「菌根菌とは?」「落葉樹とは?」とか「吸汁性害虫とは?」「ヒートアイランドとは?」などなど。本番は400字とのことだったので、方眼紙に600字の文章を書くトレーニングをしました。

        夜も勉強会

    堀大才先生の野外研修
 つくばでの研修
 『樹木医』研修は茨城県つくば市でにおいて、124名の合格者を前,後半の2班に分かれて行われました。2週間連日、樹木医学にまつわる授業が朝8:00〜17:00まで行われ、連日試験があります。
 毎日、試験があるのはつらいもので、「一生の内こんなに勉強したのは初めて」ってのが率直な感想です。昼間の授業が終わっても毎晩受講生同士で勉強会です。2週目ともなると精神的に追い詰められてるって感じでした。
 同じ目的を持った“友”が集まり、わきあいあいととてもよい雰囲気で2週間をすごすことができました。

 この研修では本当に貴重な体験をすることができました。この『樹木医』の認定を受けるにあたり、多大なご支援、ご声援をいただいた上司の方、同僚の皆様および家族に感謝いたします。

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